お客様から次のような内容の相談がありました。

「クローゼットから何年も前に購入したスーツ3着とジャケット2着が出てきた。スーツは全て新品同様。もったいない。チェックしてほしい。」

全ての着用写真を送っていただきました。
購入は全て8年〜10年以上前とのこと。
なんと!まだタグが付いている新しいスーツまでありました。

写真に映るスーツのジャケットは全て3つボタン。
しかも黒ばかり。
スーツの型や色柄によってはかなり精悍な印象になる方なのに、ジャケットを着た姿はとっつぁん坊や風(←お客様本人の表現です!)。
お客様の印象とジャケットのデザインが全く合っていません。
サイズ的にもアウトです。

一着のベーシックな黒のジャケット(プライベートならデニムなどに合わせて着れそう)を除いては全て諦めるよう、お伝えしました。
今でも高い人気を誇る某有名ブランドものばかり。
手放しがたい気持ちは察します。

しかし、購入時期のお客様は年齢的にまだ30代。
今は立派な40代。
体型はもちろん、風貌も仕事でのポジションも変わっています。 
ビジネス用だからとスーツは何でも良いわけでなく、ビジネス用だからこそ稼げるスーツを着なくては意味がありません!

古いスーツやジャケット、もったいないからと引っ張り出して着ていませんか?
着る前に、今のあなたに相応しいかチェックが必要です。

ビジネスパーソンにとってスーツは消耗品。
手頃なものを定期的に買い換えるのも方法のひとつです。
でも、長く着たいと思うならば、上質で流行に左右されないベーシックなものを選ぶのがベストです。

今年もあと2ヶ月弱。
年末は、お掃除ついでにスーツ整理もしてみてはいかがでしょうか。

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